楽しかったベトナム旅行の余韻に浸りながらホーチミン空港へ。
ホーチミン空港ではなく、正しくは「タンソンニャット国際空港(Tansonnhat International Airport)」となります。
搭乗時間までいつもベンチでぼーっと過ごしてるよ。。
このように、タンソンニャット空港では何して時間つぶせばいいのか?気になるところではないでしょうか。
せっかくですので最後までベトナム観光気分を味わうために楽しむ方法をまとめてみました。
タンソンニャット国際空港には、ラウンジや免税店、レストラン、お土産、マッサージ店が結構充実しています。
ベトナム出国審査後や飛行機の乗り継ぎの合間に、これらのスポットを巡ってみてはいかがでしょうか?
搭乗時間ギリギリまで最後のベトナムを楽しみましょう。
タンソンニャット国際空港へは早めの到着を心掛けよう!
ホーチミンから日本への帰国便はすべて「タンソンニャット国際空港(Tan Son Nhat International Airport)」から出発します。
朝晩は交通渋滞がすごい・・・
ホーチミンでは、日本と同様に渋滞があります。
平日の午前8時~午前9時(通学、通勤時間)と午後5時~午後7時(帰宅時間)が渋滞のピークとなっています。
ホーチミンの市内中心地のドンコイ通りあたりから、タンソンニャット国際空港までの時間は以下です。
- 渋滞に引っかからなければタクシーで約20分〜30分ほど。
- 渋滞時ですと40分~1時間かかることも。
このようにホーチミンの朝晩はバイクやタクシーで道路がものすごく混雑するので、道路事情を考えると45分は移動時間には余裕を持っておくことが大切です。
空港へは飛行機の出発時刻から2時間前には到着できるようにスケジュールを組み、遅くとも2時間45分前にはホテルを出発しましょう。
雨季のホーチミンはバイクの移動は危険
ホーチミンは交通機関の渋滞だけでなく、気候についても注意しなければなりません。
ホーチミンは「乾期」と「雨季」という2つの季節があり、雨季になると1日に何度も雨が振ります。
ホーチミンは海から離れており、台風の影響を受けることがない分、熱帯低気圧が発生して雨が降るのです。
大雨が続くと道が浸水し、歩くのも困難な状態になります。
なるべく、タクシーやタクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」を使いましょう。
タンソンニャット国際空港へ到着
ホーチミン国際空港は、東京の羽田や成田、大阪の関西空港ほど規模は大きくないので、短時間でも空港内を隈なく回れます。
日本人旅行客が主に利用することになるのは国際線ターミナル(ターミナル2)だと思います。
4階建ての建物で、1階が入国口(到着フロア)、2階が出国口(出発フロア)となっています。
空港内にはレストラン・売店・マッサージ店などもありますが、規模は小さめです。
空港内では「Wi-Fi」使用できます
空港内には無料のWi-Fiスポットがあります。
パスワードは不要で、ログインを行うだけで接続可能なので、ぜひ使いましょう。
ベトナムの出国手続きを済ませよう
空港内ターミナル2階に行き、利用する空港会社のカウンターでパスポートと搭乗券を提示して搭乗手続きを済ませます。
そのまま正面にある税関審査へと進み、入国時と同様パスポートと搭乗券を提示して手荷物のX線検査を受けます。
出国審査ではパスポート・搭乗券・出国カードと3種類の提示が求められます。
保安検査でボディチェック等を受けたのち、出国手続きは完了です。
タンソンニャット国際空港の国内線・国際線の乗り継ぎ方法
国際線から国内線
手荷物の受け取りなど到着手続きをすべて済ませたあと、ターミナルを出て右へと進み、隣接する国内線ターミナルまで移動しましょう。
利用する航空会社のチェックインカウンターにて出発手続きを行い、搭乗します。
国内線から国際線
手荷物の受け取りなど到着手続きをすべて済ませたあと、ターミナルを出て左へと進み、隣接する国際線ターミナルまで移動しましょう。
利用する航空会社のチェックインカウンターにて出発手続きを行い、搭乗します。
国際線から国際線
ターミナルに到着したらベトナムへの入国審査を受けずに、審査場の手前にある乗り継ぎカウンターにて出発手続きをしましょう。
出発手続きを済ませたらカウンター裏の入り口をとおり、保安検査を受けたのちに2階出発階へ上がり、搭乗します。
空港を「乗り継ぎ」で利用する方におすすめのスポット
ベトナムは、ホーチミン以外にも見所が沢山あります。
タンソンニャット国際空港を「乗り継ぎ時」に利用する場合もあるかと思います。
ホーチミン以外にも、ニャチャンやダラット、フーコック島など、見どころが多い南ベトナム。
国内線を使えば、世界遺産のフエやホイアン、ミーソン遺跡、ダナンもすぐ近くにありおすすめの観光地でもあります。
ちなみに、タンソンニャット空港には国際線ターミナルと国内線ターミナルが隣接しており、歩いて5分ほどの距離にあります。
タンソンニャット国際空港は小さめの空港のため、店舗が充実しているわけではありません。
ホテルはないので仮眠施設を活用しましょう
そんな方におすすめなのが、トランジット用の仮眠施設「Sleep Zone(スリープゾーン)」です。
Sleep Zoneの基本情報
場所 | タンソンニャット国際空港3階(搭乗ゲート26、27の先) |
利用料金 | 30分約400円~ |
近くには、横たわれるベッドチェアもあり、こちらは無料で使うことが可能。
また、反対側の搭乗ゲート8、9の先にも、ゆったりした無料のソファー席があり、床には電源もあります。
SAIGON CAFE BAR KITCHENでベトナム料理を堪能
また、お腹が減ったらベトナム料理が食べられる「SAIGON CAFE BAR KITCHEN(サイゴン カフェ バー キッチン)」もおすすめです!
場所は、Sleep Zone(スリープゾーン)と同じく空港3階にあり、ベトナム名物のベトナムコーヒーや、フォーや、バインミーなどを楽しむことができます。
残ってしまったベトナムドンを使うもよし、もちろんクレジットカードも使えるので、空港ライフを楽しんでみてください!
空港内で基本的に使用できるお金は、ベトナムドンかUSドルです。
日本へ「帰国」するだけの方におすすめのスポット
人気マッサージ店「SEN VIET SPA」で癒されよう
国際線、国内線共に、マッサージ店のセンスパ系列の「Sen Viet Spa(センヴィットスパ)」がタンソンニャット空港内にあります。
センスパとは
ホーチミン中心にある、最高峰のベトナムスパがお手ごろ価格で満喫できる人気のお店です。
空港内ながら豊富なスパメニューを用意していて、お手軽に受けられるので旅行で疲れた体を癒してもらいましょう。
日本語を喋れるスタッフもいたので安心です。
おすすめメニューは?
おすすめメニューは、フットマッサージです。
20分約2000円〜からのコースがあり、時間がない方でも受けられます。
料金はホーチミン市内よりも割高ですが、旅行で余ったベトナム・ドンをここで使い切るのもアリです。
時間に余裕がある方は、ホットストーンを使ったベトナム式のマッサージもおすすめです。
日本までのフライトは6時間ほどかかり、かなりストレスになるのでフットマッサージは非常に効果的です。
ちなみにわたしも、日本に帰国前に癒されてきちゃいました!
ベトナムらしい雰囲気の中で、フライトまでの待ち時間に旅の疲れを癒してみてはどうでしょうか。
場所は以下より。
国際線のSen Viet Spa
場所 | 国際線搭乗エリア2階、左右の2か所 |
営業時間 | A.M.7:00 – P.M.11:00 |
価格 | 20~30ドル |
予約電話 | (08)3547-0658 |
国内線のSen Viet Spa
場所 | 国内線搭乗エリア10番ゲート近くの奥 |
営業時間 | A.M.8:00 – P.M.9:00 |
価格 | フットマッサージ30分:25万ドン 岩塩フットマッサージ45分:40万ドン |
予約電話 | (08)3844-8357 |
ベトナム「お土産」を買い忘れたら空港で!
ベトナムのお土産ショップが数多く軒を連ねているのは2階フロアです。
その中でも、おすすめのお土産ショップが「SASCO Shop(サスコ ショップ)」。
ベトナム空港の子会社で、タンソンニャット国際空港で免税店などを運営している会社です。
規模が大きく、品ぞろえが多く、ベトナムの菓子土産が充実。
特に、ベトナムコーヒーはお土産に大人気です。
通常日本で売っているようなコーヒーとは違い、コーヒーが濃いのでエスプレッソとか好きな方におすすめです。
プライオリティパスで利用できるラウンジで寛ぐ
ベトナムはホーチミンを旅行した帰りに、ぜひ利用していただきたいのが、『ORCHID LOUNGE(オーキッドラウンジ)』です。
今回のラウンジはプライオリティパスで利用可能です。
ここはホーチミンの空港の国際線ターミナルで、プライオリティパスで利用できる唯一のラウンジでもあります。
アルコールや、軽食も楽しめるので、ラウンジはおすすめです。
ラウンジ専用無料Wi-Fiもちゃんとあるので、待合室で待つより快適♪
なお、ラウンジについての概要を知りたいなら下記記事で詳しく書いています。
→【プライオリティパス利用】ホーチミン空港のラウンジを徹底レビュー
プライオリティパスとは?
空港でのフライトの待ち時間の間、空港内の落ち着いたラウンジで軽食やドリンクを楽しんだり、オフィス設備が整った環境で 仕事をするなど、快適に過ごすことができるのでおすすめです。
まとめ
タンソンニャット国際空港での出発までの過ごし方を、わたしの体験も含めてまとめてみましたがいかがでしたか。
空港の規模もそれほど大きくはないので空港内でも迷うこともほぼない上、ホーチミン独特ののんびりした雰囲気もあるタンソンニャット国際空港。
ここ数年で空港の免税店フロアもリニューアルされ規模も大きくなっていて、まだまだ発展しそうですね。
とはいえ「タンソンニャット空港にしかない!」というご当地お土産やスポットみたいなのはありませんので、ベトナムお土産などのお買い物は全てホーチミン滞在中に済ませた方がいいかもです。
ですのでタンソンニャット国際空港での楽しみ方としては、ラウンジやマッサージで旅行の疲れを癒すのが最適です。
特に、プライオリティパスを持っているなら、空港ラウンジを利用しましょう!
フードもドリンクも雰囲気も良いので個人的にもかなりオススメです!
ぜひ搭乗時間まで、空港でもベトナムの雰囲気を楽しんでください。
タンソンニャット国際空港の基本情報
住所 | phuong 4, Tan Binh District, Ho Chi Minh City |
日本→ホーチミン | 成田・羽田から飛行機で約6時間30分 関西国際空港から約6時間 |
公式ウェブサイトで最新情報を確認するか、: https://sascotravel.com/ja/
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